あしたから先延ばし(仮)

今日の「先延ばし」を明日からにできるかな

年越しは「猿の惑星」で。

新年まで50時間を切ったというのに相変わらず年末という気がしないですね。

とはいえ、テレビの番組表を見ていたら、視聴率が高かった連続ドラマの一挙再放送とかシリーズものの映画を毎日放送とかやっているようで、それはそれで年末年始らしいなと。

 

個人的に年末年始の映画と言えば、「猿の惑星」シリーズ。

SF映画は好きだったので中学生の頃にはこの映画の存在は知っていましたが、なかなか見ることができなかったです。ビデオデッキが自宅に入った頃、ちょうどその年の年末年始にこの「猿の惑星」の初期5作が毎日深夜に放映されたので録画して観ました。

 

衝撃的だったです!本当にいろいろと。

 

猿の惑星(1968年)

とにかく心を鷲づかみにされるとはこういうことを言うのかと思いました。

 

第1作目は、DVDのパッケージにも結末のネタバレしてしまうようなSF映画の古典となっていますが、どんどん予算も削られた2作目以降もB級っぽさがたまらなく好きですね。

数年前にも年末年始に放映していたので、やはり観てしまいました。

あれ申年だったからやってたのかな(苦笑)。

結末も何もかも分かっているものの、初めて観た頃のようにワクワクするのはなぜなんでしょうかね。。。。

初期作のCGもない時代のチープさ、ツッコミどころ満載のストーリーにとてつもなく魅力を感じてしまいます。

第1作で猿が「英語」を話し、チャールトン・ヘストンが猿の会話を耳で聞いて理解し猿と会話をするというのがそもそも。。。。などと野暮なことは言わない!

 

基本的にこの映画の初期シリーズ5作、テレビ画面でしか見たことがなかったのですが、1968年公開の第1作が1999年にリバイバル上映があったので、どうしても映画館で観たくて遠く電車に乗って観に行きました。

猿の惑星」は小さな単館上映だったのですが、同時期にシネコンで「スター・ウォーズ エピソード1:ファントム・メナス」をやっていたので映画館のはしごをしたのを覚えています。

1968年当時最新だった映像テクノロジーに比べ、1999年当時のルーカスフィルムの細部まで作りこまれたCGはあまりにも異次元の様相を呈していましたが、SF映画の映像の進歩の歴史を観た気がします。(チューバッカは猿ではない。)

 

これから新たに「猿の惑星」3部作が作られるようですが、「創世記」からの前3部作の評判も良かっただけに期待は高まります。

イマイチ評判の芳しくないティム・バートン版もありますが、ラストシーンは原作小説を彷彿とさせるものもありましたよ。

年越しは久しぶりに「猿の惑星」、しかも原作小説版で過ごしてみてもいいかも。

来年は何年でしたっけ?申年ではないのはわかっているのですが。