あしたから先延ばし(仮)

今日の「先延ばし」を明日からにできるかな

本棚の中から30年前の雑誌。

毎年末の課題「断捨離」

年末になり大掃除の話題も多くなりますが、「断捨離」も兼ねてやらなければならない時期になってきたなぁと最近つくづく感じます。
収集癖は特別ないのですが、ハマったものや好きなもの、若いころから捨てられないものがたまっていっています。
一応キレイに片づけているほうだと思うのですが、片づけているからこそ目に入らない。
本棚も奥行きがあると手前にも置いてしまうので奥の方はまったく見えません。

そんなことを考えながら部屋を眺めていると、久しぶりに目が留まったやたらと詰まった本棚が2か所。
そこにはコミックスが発売されるとその都度購入していた「こち亀」が約100冊。。
全201巻の約半分とはいえ、よく集めたものだなと。70何巻頃から買ってたようで、初版本が殆ど。今読んでもとても面白いです。

 

レコード・コレクターズ」は青春そのもの

同様に雑誌「レコード・コレクターズ」も80冊程あり、我ながら物持ちが良いというのか単に捨てられないだけなのか。。。
特にこの「レコ・コレ」は、資料性も高いため雑誌とはいえなかなか捨てられないんですよね。
奥の方を掘り返してみると出てきたもので最も古いのが1992年2月号。
特集がCrosby,Stills,Nash & Youngで、第2特集がKing Crimson。

レコード・コレクターズ 1992年2月号と2001年11月号


どちらも当時CD4枚組のボックスセットがリリースされての特集号だったようで、この4枚組ボックスはアルバイト頑張って入手しましたね。。
30年以上前の雑誌がよく残っているものだと我ながら呆れてしまいますが、この号以来たびたび購入しては何度も何度も読んで音楽の興味を広げていきました。
知らない音楽、特にロックについて教えてくれる教科書でしたね。

世代的には「レンタルレコード」全盛期を通っています。
TSUTAYAのレンタルCDもたくさん借りたし、TOWER RECORDでCDもだいぶ買いました。
名盤、名曲の数多くを知ることができたことは自分の人生を豊かにしたのは間違いなく、ひとえに「レコ・コレ」のおかげだと思います。

だけどスミマセン。
最近の「レコ・コレ」はおろか、CDも購入していません。取り上げるミュージシャンが何周かしてしまったので目新しさがなくなったいうと怒られてしまうかもしれませんが。。。
自分が若い時と同じ感覚で音楽に接することができなくなったということなのでしょうかね。

良くも悪くも消費しているのか、消費されているのか。
昔はこういう雑誌や友人からの情報、自分の足でショップをまわりつつお店のスタッフからも教わりつつ「ジャケ買い」でアタリもハズレもありましたが。。。
ストリーミングの時代となり、音楽も定額聴き放題のサービスが主流になった今。本当にCDが売れなくなったようで、近所のショップは軒並み閉店してしまいました。
「まだ未聴の過去の遺産」が気軽にアクセスして楽しめるようになったことはありがたいことなのですが、所有している感覚は皆無。ありがたみがないかも。


そして情報もWebメディアが主になり、雑誌もいつまで刊行できるんでしょうかね。
フィジカルでないと聴けないもの読めないものもたくさんあるため、CD含め大事にとっておこうと思います。


結論としては断捨離、相当難しいと思われます。

今年もどうやら棚上げですね(進歩なし!)

 

2012年12月号を最後に購入ストップ(それも11年前)。